論破って実は怒りの感情に近いのではないか?
某ひろゆきがメディアに出てくるようになって、頻繁に耳にするようになった「論破」。議論を通して相手を言い負かす意味のこの行為は、相手を支配したり、言い負かすことで優越感を得るために行われると思う。
ここで本記事のタイトルに使っているもう一つの重要ワード、「怒り」について触れてみる。人はなぜ怒るのか?
それは相手をコントロールしたい、思い通りに支配したい感情の現れであり、怒りによって思い通りになった時に、人は快楽を得るのだろう。
この二つの共通点は結果の部分であり、どちらも成功した報酬は優越感・快楽である。異なる部分は方法の部分、つまり「論破」と「怒り」であり、例えるならば、肉を切るのに包丁を使うかハサミを使うか、ただそれだけの違いのように思える。